(写真はWaxtreatmentで爆音を鳴らすKILLASAN Sound System)
先週のHotflush Recのパーティに続き
毎月末に行われているWax Treatment@Horst krzbrgへ。
このパーティはあのベルリンの老舗レコードショップHard Waxのパーティなのです。
今まで知ってはいたものの、いつも開催が日曜日の夕方からということで、
毎週土曜はBerghainへ通っていたために行けずでしたが
この週のBerghainはあまりそそられなかったために、お休みしてこちらへ。
今まで行けなかった分、どんな流れでパーティが流れていくか見るため
オープンそこそこからHorstへ。
オープン当初はジャマイカテイストたっぷりなルーツレゲエのようなところからスタート。
日本にいるときからここ最近は電子音ばかり聞いていたんだけど、
久しぶりに一人で座りながらゆーったりとしたジャマイカンミュージック。
これはもう脳内洗浄。
タイムテーブルも張っていなかったから
誰がプレイしていたのかわからなかったけど、選曲最高!
とくに気合いいれてミックスしているわけでもなく、
ただ流している感じだったけども、フロアにはぼく一人。
Hard Waxに縁のあるDJがぼくひとりのために選曲してくれている。
なんだか申し訳なくなってきます。
次第にDubへと移り変わっていったけど、まだまだ疲れた耳と脳を癒してくれる選曲。
ベルリンのクレイジーな週末が終わる日曜日の夜に
このパーティが行われている理由がわかったような気がします。
このパーティが行われている理由がわかったような気がします。
日付の変わる頃にはファンキーなDiscoぽい感じになり、みんなで楽しく踊る。
この頃には友達もたくさん来ていて、偶然だろうけど
わかってんな〜って思ってしまいました。
そこからは日曜日だから人も段々と減って行くんだけど、
それでもまだまだ踊りたいって人は残っていて
そこからはShedがDubやTechnoを織り交ぜて攻めるセット。
そしてまだまだって人にはDJ PeteがごりっごりのDub Stepでさらに攻めたてる。
PeteのDub Stepセットは初めて聴いたけど、やはりたまらん!
これだけ色々なジャンルを行ったり来たりするのに、安っぽい曲はかからない。
自分のツボとか関係なく、いい曲ばかりが流れてくる。
どこかしらには、その曲のすばらしさを簡単に感じることができる音が入ってる。
さすがはHard Wax。
Wax Treatmentの日は、KILLASAN sound systemというシステムを持ち込んで
音を出しているんだけど、
これがフロアの後ろ側に壁一面埋め尽くすように配置されていて、
お客さんもスピーカの壁に向かって踊ったり聴き入ったり。
DJは後ろ側からプレイするというちょっと変わった感じ。
これは音だけ聞いてくれって言われているようでした。
お客さんも音好きのみが集まっているような、そんな雰囲気。
踊ってもいいし、座って聞いててもいいし、
なんというかクラブだから立って踊らなきゃ、みたいなのはない。
いい感じに力が抜けていて、でも音は最高で。。。
お腹が空いたらジャマイカンフードも楽しめる。
ベルリンで一番すばらしい場所かもしれない。
(Text by Atsushi)