出演とタイムテーブルはこちら↓
Running Order Berghain
• 23:59 h - 05:00 h Giorgio Gigli & Perc
• 05:00 h - 07:00 h Gary Beck
• 07:00 h - 08:00 h Terence Fixmer LIVE
• 08:00 h - 12:00 h Speedy J
• 12:00 h - End Boris
Running Order Panorama Bar
• 23:59 h - 04:00 h Dinky
• 04:00 h - 05:00 h Genius of Time LIVE
• 05:00 h - 08:00 h Mike Huckaby
• 08:00 h - 12:00 h Prosumer
Running Order Sonntags
• 12:00 h - 17:00 h Manamana
• 17:00 h - 20:00 h RNDM
• 20:00 h - 23:00 h Carsten Jost
この日は夢にまで行きたいと願っていた念願のBerghainへと足を踏み入れた。
12時過ぎに現地在住の友人と待ち合わせしBerghainへと向かう。
1時前にエントランスに到着すると40~50人ほどの人が並んでいた。
並んでいる間も日本ではありえないような低音が外に響いている。
Berghainはエントランスで帰されることもあると聞いていたので、ワクワクソワソワして走り出しそうな気持ちを抑え、精一杯スカシテ並んでいた。
僕の前に並んでいた外国人のグループが2組立て続けに帰されていて、嫌が応にも緊張が高まる。
いよいよ僕らの番だ。
んっ、なんだかあっさりOK!
いよいよ中へ、セキリティチェックを無事に通過しお金を払い荷物を預けてなかへ足を踏み入れると圧巻の光景が広がった。
元暖房工場をまるまる使用したインダストリアルな内装はまるでお城のようで、細部まで行き届いたセンスのよさにひたすら脱帽。まったりスペースには畳もあり。
全てのフロアーの天井高も10mはあっただろう。閉鎖間もまったく感じることはなかった。
音はBerghain/Panorama bar共に最高の音響システムが鳴り響き、耳で聴くよりも体で体感できる音といった感じ。
クラブとゆうカテゴリーよりもアミューズメントパークのようである。
その世界観はアリスインワンダーランドのマッドティーパーティーの世界に迷い込んでしまったかのようだ。
完全な非日常空間である。
さっそくBerghainへと通じる階段を駆け上がりフロアーに到着するとすごい人の数。
DJブースではGiorgio Gigli & Percの凸凹コンビがBtoBでグルグルと暗黒帝国を構築中。
Giorgioはバイナル、PercはPCでPlay。
Giorgioが全体の雰囲気を構築していき、Percがキックで走る音を入れたりと深いなかにも遊べる素晴らしい連携でフロアーをロック。
いきなりガッチリはめられました。
Panorama barではDinkyがまわしていたけど、完全に音がBerghainの方が好みだったのでひたすら踊っていました。
開始早々とゆうこともあり音圧はまだまだな感じだったけど、バランスのとれたしまったいい音が鳴っており中盤~後半の音への期待がいやが応にも高まる。
少し休憩を入れていると音が走り始めたのでフロアーに戻るとDJがGary Beckにチェンジ。
さきほどまでのグルグルな感じとは違いのっけからアタック強めのハードな楽曲を使用し、フロアーを走らせる。
音が走り始めたのと同時にフロアーの熱も一気に加速。ハードな方々もどんどん薄着に。
2時間ずっと走らされ続けて、足腰ガクガクかと思いきや、まだまだ体の方は元気な感じ。
ここが不思議なところなんですが、Berghainはフロアーに居る限り何時間でも踊り続けることができそうに思えてくる。すごい音圧なのに耳もあまり痛くならない。
フロアーを4つ囲みするように角にスピーカーが設置され、さらにプラス前&後正面の天井からつり下がったスピーカーにより360度四方八方から音が降り注いでくるよう。
初めて上を向いて踊らされました。
フロアーはGary BeckからTerence Fixmer LIVEへ。
今年の7月にmoduleで素晴らしいLiveを披露してくれていたので余裕を持って聴くことができた。
ここBerghainでのPlayもまたTerenceらしい素晴らしいLiveを披露してくれました。
さてここからボスのSpeedy Jが登場。
Electric deluxe節前回のハードなアタックでフロアーを興奮のるつぼへ引っ張り込んでいく。
朝の8時過ぎにも関わらずお客さんが全く引かないどころか増えているように感じる熱気。
この頃には音圧も全開。大気がビリビリと振動するほど凄まじい。
2~3時間ほど踊らされたところで前日から寝ていないこともあり気づくと10時間近く時間が経過していたのでここで退出。
次の日(といっても8時間後にはスタート)はHard Wax主催のParty『WAX TREATMENT』があるのでそれに備えて街に写真を撮りにいくことにした。
(Text by Ryo)