addictedloopのメンバーが地球のどこかで体験したPartyや音楽に関するカルチャーブログ。

2011/02/02

1/22 Club Nacht @Berghain/Panorama Bar


(Miltonのレーベルのロゴ)
この日は凄まじかった!

Berghain/Panorama Barどちらとも、どの時間に踊っていても
すばらしい音を聞かせてくれました。

Berghainでは最初のDJ Peteからとにかく持っていかれた。
序盤はDubstepを多様してまだあまり人気の少ないフロアを
少しづつぐるぐると持ち上げていくPete。
そして2時くらいになって人も入ってくると、Technoへシフト。
でもNew Yearなどのときのように、”上げる”感じではなく、
”引き込む”感じの選曲で、ローカルが多かったであろう
稀に見る妖しさを放つフロアをさらに妖しく。。。
後半もPeteのあとのMilton Bradleyの音を考えてか、淡々としたミニマルトラックを多様。
でもそこにアトモスフェリックな要素も混ざるので、
様々な世界観を見ることができました。

Milton BradleyのLIVEはゆっくりと浮遊感のあるトラックでさらに沈む方向でスタート。
そこからBPMは遅めにキープして、
ぐるぐるとグルーヴィなベースで渦をえがくような感じで踊らせたり、
また浮遊感を漂わせたり。
ダンスミュージックというか、ダークなエレクトロニカのLIVEのようでした。
踊りたい!で来ていたお客さんはちょっと引いてしまって、
Panoramaへ流れたかもしれないけど、
フロアにはLIVEが成り立つには十分なファンたちがいて、
雰囲気も良かったと思う。
LIVEのあとには、しっかりと拍手と歓声につつまれて、ほっとした様子のMilton。
というのも、LIVE前に下からBerghainへ登ってくる階段の横っちょで
少し不安げなMiltonを見かけたのです。
そりゃあ、初LIVEがBerghainなんて緊張するでしょう!
ぼく個人としてもすごくLIVEを楽しめたし、終わったときには、
「成功してよかったね〜」と何度も心の中で思ったのでした。

Rolandもいい感じのスタートだったんだけど、ちょっと休憩をはさみにPanoramaへ向かうと、Sascha DiveがすばらしいDJをしていて、約2時間またその場を動けなくなりました。
ディープな雰囲気を保ちつつも、
グルーヴィなベースとミニマルなウワモノでまわしてあげてました!
時間も5:00-8:00ということで、すばらしい朝方のセットを聞かせてくれました。

その後のPanorama Bar、一貫してディープでグルーヴィ!
でもそれぞれに持ち味の違いとでもいうのか、雰囲気にしてみれば違いを見せていて、Rhauder,Shed,Tama Sumo,Ameとずっと聴いていたわけではないけど、
それぞれ素晴らしいセットを聴かせてくれました。

Rolandもラスト1時間ほどはしっかり聴いてきましたが、もともとのデトロイト、そして最近取り入れたベルリン(Berghain??)スタイルを混ぜて、宇宙な感じと硬質な感じのテクノが合わさって、かっこよかった!
ラストはMarcel Dettmannが9:00からスタート。
いつもDJかっこいいですが、やっぱりここまでの流れもかなりコアだったためか、最終的にはかなりすごいことになってました!
踊り疲れていても、体ごともっていかれるような。。。びよびよと。。。

Dettmannが最後のはずだったんだけど、2時か3時にDJが交代。
誰が回したのかはよくわからなかったんだけど、あとで聞いたところによると、nd_baumeckerだったそうです。
これもまた踊り足りない人達に向けて、ミニマルでごりごり攻めていて、
めちゃかっこよかったのです!
結局終わったのは19時ころ。
でもあっという間に19時間たってしまった!

そこからPanoramaに移動したけども、まだまだといった感じで盛り上がっている。
音も本当に良くて、座って聴いてるだけでも、楽しめた!

客層も凄く良くて、この日はまさにパーフェクト!

オープンそこそこから、夜の10時過ぎまで
大した休憩も取らずに踊らされ続けてしまいました。
無理していたわけではなく、
どの時間帯も休んでいたらもったいないと思うほど音がよかったのです!

やっぱりここはNo,1クラブです!!
(Text by Atsushi)