addictedloopのメンバーが地球のどこかで体験したPartyや音楽に関するカルチャーブログ。

2010/12/31

11/27 Stroboscopic Artefacts Showcase @Suicide Circus


大ファンのModern Heads(Dino Sabatini&Gianluca Meloni)が二人そろっての出演。
これはもちろん行かないわけにはいきません!

BerghainでDrum Code Nachtをやっていたので、まずはそこで遊んでから
朝方6:00からのModern Headsに合わせて、徒歩10分ほどでいけるSuicide Circusへ。
前日にTresorへ行っていたんだけど、そこで偶然にもModern Headsのお二人に遭遇。
お友達のTerence FixmerのLIVEを聴きに来ていたようです。
そこでDinoからGianlucaを紹介してもらっていて
プレイ前にも少し話しをすることができました。
二人ともすごく優しく、気さくな感じのナイスガイです!
プレイ前はさすがに集中を高めているような感じがあったけど。
でもその辺もさすがですね。

プレイは期待通りにダークでドープなのは当たり前。
そこにヒプノティックなテイストを混ぜて来ていたのが前回とは違ったかな。
どんどん引きずり込んで行くイメージ。
朝方の、パーティも終盤に差し掛かった頃だったので
遠慮なく持ち味を出していたと思います。

来年のruralのことも少し話したんだけど、とても楽しみにしてくれている様子。
しっかりと基盤を作って、素晴らしいものを一緒に作っていきたい。
Dinoや他のPrologueのアーティスト達と話すと、より一層やる気が湧いてきます!
ぼくの考えを話すと、しっかりとそれを聴いてくれて、色々アドバイスをくれるDino。
こういう関係が築けたことが、ベルリンへ来ての一番の収穫です!


(Text by Atsushi)

11/19 Laurent Garnier Presents Live Booth Sessions - L.B.S @Panorama Bar


Laurent GarnierLIVE Booth Sessionという
LIVE要素とDJ要素を混ぜた試みをするというので、Panorama Barへ。

基本的にはGarnier氏はDJをして、
他の二人、Scan XとBenjaminRippertが楽器を演奏するというスタイル。
この日はPanorama Barのみオープンだったんですが、
音は完全にBerghainのFunktion Oneで聴きたい!といった感じ。
もっとオールドスクールなテイストを予想してたけど、全然そんなことなかった!

DJとしてはかなり高齢だと思うけど
新しい試みを聴かせてくれたり、進化を止めない姿勢はすばらしいです!
そこがアーティストとして一番大事なことかなと。

とか偉そうなことを書いてしまったりして。。。

土曜日のBerghain/Panorama Barは、前にも書いた通り、
ゲイの方達のコミュニティをベースに置いた感じだけど、
金曜日や他の平日に行われるパーティは、Alva NotoがLIVEをしたり
アンダーグラウンドとは少し離れた感じもあり。
この日もそんな日で、いつもと客層や雰囲気が違ったり
たまにはこんなんもいいなと思ったのでした。


(Text by Atsushi)

2010/12/30

11/13 Club Nacht @Berghain/Panorama Bar

この日の目的はただ一つ。
DJ Peteのプレイを聴きにいきました。

というのも、今までに2回、PeteのDJを聞きましたが、もう次元が違うと感じたぼく。
これを再度味わいたいといってまいりました。

といっても前回のOstgutのリリースパーティでDubbyなTechnoセットを聴かせてくれた
Fiedelと、Shedも出演していたので
7:00~のPeteのセットまでも十分に楽しめたんだけど。

しかし、PeteのDJは何度聴いてもすばらしい。
さすがHard Wax直通DJ。
なんというか、他の人達、こんな音出ないよ?という感じ。

ほんとうにセットリストが欲しい!!

言葉で伝えるのは難しいけど、あげっぷり、さげっぷり、どちらもセンス抜群!

今度はNew YearのBerghainで聴けるかな??
楽しみにしております!Pete師匠!


(Text by Atsushi)

11/6 Fly Burmuda @Tempelhof Airport

Berlinへ来て初めてのフェスティバル。
ぼくには大きなフェスはShowの要素が強過ぎて
こっちへ来てから全然行ってなかったんだけど
Richie Hawtin先生がプレイするということで行ってきました。

Tempelhof Airportは、ぼくが住んでいるクロイツベルク地区にある(たぶん。。。)
今は使われていない空港跡地。
会場はHANGER 1とHANGER 2、それに少し小さなブースZOO PROJECT WORLD ARENAに別れていて
おそらく昔飛行機の格納庫として使われていた所に大きなステージが作られていました。

Line Upは以下。

HANGER 1
Paul Kalkbrenner LIVE
Sven Väth
Richie Hawtin
Booka Shade LIVE
The Koletzkis LIVE
The Cheapers

HANGER 2
Loco DIce
Tiefschwarz LIVE
Dixon
Âme
Henrik Schwarz LIVE
Sebo K
Lee Jones
Thomas Fehlmann LIVE
Highgrade Disharmonic Orchestra LIVE

ド派手&贅沢な面々。

会場へ到着すると、さっそくThomas FehlmannがHANGER 2でLIVE。
さすがに渋い!まだ会場にもそんなに人が溢れておらず
とてもいい感じに踊らせてもらいました。

その後はほぼHANGER 1へと移動して、そこに入り浸っていました。

Booka ShadeのLIVEは詳しくはよくわからなかったけど、
色々な電子楽器を駆使していて見た目ド派手!
とてもShowとして完成度が高かったと思います。

そこからはCocoonのボス、Sven Vath。
3時間ほどのセットでしたが
会場にいるのはおそらくWomb Adventureよりも多いだろうお客さん。
それをいっぺんに持ち上げているのはさすが!
広い客層に受けそうな選曲をしながらも、ここはベルリン。
たくさんのTechnoフリークもいるから、玄人好みの選曲も度々。

その後はBerlin CallingのPaul KalkbrennerLIVE
このときが間違いなくピークタイム。
飛行機の格納庫なんで、かなり大きいな会場(幕張メッセ2つぶち抜きくらい?)だけど
後ろの方まで人で溢れていました。

その後はお待ちかねのRichie Hawtin!!
セットの始まり方はまさにリッチー節でしたね!
およそ3時間近くのセットだったけど、引っ張り方などなどやっぱりかっこいいです。

でも、正直なところ、こういったフェスティバルでのプレイは
たくさんの人を盛り上げねばならず、
ぼくとしてはぐっさり刺されることはなかった。。。

やっぱりベルリンはクラブだなーと実感したのでありました。


(Text by Atsushi)

2010/12/28

Festival Awards

 こんにちは。
だいぶと放置していました。
寒くって。。。


BoomがFestival Awardsにノミネートされています。
Yourope Green N Clean Festival の部門において
ノミネートされています。


Boomの環境に対する姿勢があってのエントリーですね。
結果は1月12日に発表されるそうです。
楽しみですね!!


それにしても、ヨーロッパにはたくさんのフェスティバルがありますね。




さて、今日はGroovy Beachにも出演していたRamadanman
個人的にも、Boomで観たかったアーティストのひとりです。
詳細はもう8月の出来事なので、忘れてしまいました。
あは。
でも、とってもよかった気がします。
そして、Ramadanあけにはデーツで!!






以上!!


皆様よいお年をー!!
ありがとう :D


awa

























2010/12/22

10/30 Fünf - 5 Jahre Ostgut Ton Record Release Party @Berghain/Panorama Bar


ハードな週末、2日目。
Berghain/Panorama Barを運営する、Ostgut Tonの5周年パーティ。
Line Upは当然レジデント勢揃い。

Berghain
23:59 h - 04:00 h Ben klock
04:00 h - 07:00 h Marcel Fengler
07:00 h - 08:00 h Barker & Baumecker LIVE
08:00 h - 11:00 h DJ Pete
11:00 h - 14:00 h Fiedel
14:00 h - 17:00 h Marcel Dettmann
17:00 h - End  Norman Nodge

Panorama Bar
23:59 h - 04:00 h Shed
04:00 h - 05:00 h Paul Brtschitsch LIVE
05:00 h - 09:00 h Margaret Dygas 
09:00 h - 10:00 h Dinky LIVE
10:00 h - 14:00 h Ryan Elliott 
14:00 h - 18:00 h Boris 
18:00 h - 22:00 h Nick Hoppner
22:00 h - End Andre Galluzzi

いやぁ、贅沢です。

この日はさすがに人も多いということで、オープンすぐから会場へ。
Ben Klockのプレイは最初2時間はフロアを温める感じで
少しハウシーなトラックも取り入れつつといった感じ。
しかし、後半に入りフロアにも人が流れてくるようになると
本気を出し始めるBen Klock。
この日はBerghain/Panorama Barで遊び慣れた人がたくさん来ていたと思いますが
常連を一気に持ち上げるくらいのあげっぷり!
おおぉ~Berghainが本気だしたぁ~!

その後に続くMarcel Fenglerにしても、少しメロディックな要素も含みつつ、
ガンガン打ち込んであげる!
客もガンガンあがるっ!
トランスパーティさながらと言った感じの様相。
でも完全にテクノですけどねっ!

Barker & Baumecker LIVEは前の2人よりもインダストリアルな方向へ。
クラウドを徐々にDopeな方向へと持っていくセット。
前日のM.I.K.ZでもグレートなDJセットを披露してくれた
Peter Van Hoesenもフロアの真ん中で踊りまくるほど、ぐるぐるLIVE!
きっと彼の作曲センスからしても、ツボだったんでしょうっ!
やっぱり踊るのも好きなDJって見てて良いですね!

そして本日ぼくが度肝を抜かれたDJ Peteの登場。
ここまで攻撃的、そして時にメロウな部分まで持ち合わせたセットは初めて。
なんとも形容しがたいですが、
Barker & Baumeckerが作ったインダストリアルな雰囲気を保ち、
それでもセンスの良いハードさを乗せて、クラウドを盛り上げる。
本当に素晴らしいセットでした。
リスペクト!!

その後のFiedelもDub Technoを織り交ぜたセットでとてもよい感じ。
テンションも少し落ち着いて来たように思いましたが、
それまでがかなりハードだったため、とても気持ちよく耳や体に入ってきました。

その後の2人、Marcel DettmannとNorman Nodgeは
以前もすばらしいセットを聞かせてくれていたので、どうなるのか??
と期待をしていたんですが、
最後にお客をまんべんなく楽しませるセットだったために、
ぼくとしては、、、というのが正直なところ。
またの機会に期待します!

(Text by Atsushi)

10/29 All You Need is Ears @M.I.K.Z


この週末はとんでもないことになっていた。
金曜日のこのパーティ、Full Panda rec主催のDasha Rushのパーティだったんだけど、
Adam XのLIVE,Peter Van Hoesen,大ファンのレーベルPrologueからは
Cio D'Or にMilton Bradleyなどなど、Line Upはもう文句なし。
2つあるフロアを使ってそれぞれ素晴らしいDJやLIVEをしていました。

M.I.K.Zはこの日初めて行ったんだけども
Turbo Soundを使用したシステムで鳴りもなかなか。
1階のメインフロアはもちろん、2階のセカンドフロアもこのスピーカーで?
と思うくらいに鳴ってました。

しかし、2つのフロアで同時に好きなアーティストがプレイしていたもので
上へ行ったり下へ行ったり大忙し。

タイムテーブルはこんな感じ。
Solid floor
00h00 - 01h30 Henning Baer dj
01h30 - 02h30 Lars Hemmerling live
02h30 - 03h30 Adam X presents ADMX71 live
03h30 - 05h30 Peter Van Hoesen dj
05h30 -06h30 Dasha Rush live
06h30 - 08h00 KHZ live
08h00 -end all artists jam !
Vj - Linards Kulless

Liquid floor
01h30 -02h30 Andrei Oid live
02h30 - 04h30 Cio D'Or dj
04h30 - 06h30 Milton Bradley dj
06h30 - 07h30 Suspect live

特に2:30からの4時間は休む間もなく。。。
まずはSolid FloorでのAdam X presents ADMX71 LIVE。
前回Adam XのDJセットを聞いたときは、テンション高めのセットだったのに比べて
この日のLIVEはTraversable WormholeでのLIVEに近い
DopeさとDeepさが入っていてとてもよかった!
ぐりぐり圧力をかけられました。

その頃Liquid FloorではCio D'OrのDJセット。
トランシーなテクノを多様して、気持ちよく踊らせるセット。
ただ踏ませるだけでなく、横や斜めからの攻撃もGood!!
フロアもかなり盛り上がっていました!
最後にMilton Bradleyと変わる前の2曲、CioはMiltonの楽曲を使い彼にパス。
Prologueからリリースする二人、CioのMiltonに対するリスペクトが伝わってきました。
こういうの、とてもいい感じです。

Cioのセットが終わった後、彼女に自己紹介をしました。
先日日本での公演もしていたので、そのときの話しを聞いたり、
来年のぼくたちの企画、Prologue Label Nightについて話しをしたり、
とても良い時間を過ごせました。

Solid Floorではこの日のベストアクト、Peter Van HoesenのDJ。
前回Warehouseに来た時はPCでのプレイでしたが、この日はレコードを使ってのプレイ。
昨年のLabyrinthで、夜中から早朝にかけてのTime to Expressの時間帯は朝を彩るに相応しい
音数の少ないところから徐々にビルドアップするセットでしたが、
この日は時間帯もピークということで、テンション高め。
どの時間をプレイしても素晴らしいプレイを見せてくれます!
フロアももちろん大盛況!

再びLiquidフロアのMilton Bradleyのセット。
Cio D'Orから受け継ぎ、トランシーさを出しながらも、徐々に沈める方向へ。
このブログにも度々登場している彼。
毎度、DJスキルの高さには感激してしまいます。
彼のリリースのドープな作品群、
あまりセットには組み込まれていないような気がするのですが、
次回は是非そのあたりも聞きたいです。

この日はPrologueのレーベルヘッド、Tom Bonatyも会場に来ていて
久しぶりにお会いすることもできました。

ベルリンに来ていて一緒に遊びにいった友達も
こんなにアングラ感満載のパーティに来れてよかった
と言ってくれたのでうれしかった。
日本人まったくいなかったし、こういう環境楽しいですね、やっぱり!


(Text by Atsushi)

10/23 Sandwell District Nacht @Berghain/Panorama Bar


この日は日本でも人気のあるFunctionも所属するSandwell Districtのレーベルナイト。
今年はベルリンにいたので見に行っていないですが、
昨年のLabyrinthでも素晴らしいLIVE&DJを披露してくれていたことと
なんとこの日は満月!!
何かおもしろい事が起きないかなと、期待を胸に行って参りました!

3:00からのSandwell District(Function&Regis)のLIVEはかなり素晴らしい内容。
この頃にはフロアはパンパン!
だけどもその左半分を埋め尽くすのは、ハードなあちらの方の方達。。。
みんな肉弾合戦のごとく、汗にまみれ、ぼんつくぼんつく踊っています!
持ち前のシャープさとハードなキックで
フロアをどんどんと盛り上げていくのはさすがでした。
こんなにあちらの方に人気があるなんて知らなかった。。。

Damon Wildはかっこよかったのですが、
3時間あまりノリが変わらずでいつも休憩をしている一階のスペースへ。
すると、先ほどまで上で盛り上がっていた人達、、、かどうかはわからないけども、
あちらの方面の方々が別のベクトルに切り替えて盛り上がっている!!
フロアでの肉弾合戦を終えて、本気の肉弾合戦を繰り広げている!!
人生初の3人おしり連結を目撃!
フルムーンの力はここにまでっ!?

いつも普通の方々はあまり近づかないエリアなので
空いていて休憩にはもってこいだったんだけどこの日はさすがに厳しかったっ!
休憩をしていても、
満月に乗じて欲を吐き出そうとしているオオカミ男たちが辺りをフラフラ。
友達とも今日はダメだぁ~ということで、再度Berghainへ。

Silent Servant, Regis, FunctionのB2B。
これだけのメンツ、当然選曲やミックスはかっこいい。
だけども、ハードな方達が多かったからか、音はひたすらハード。
もうちょっとドープでディープな音も交えて欲しかったというのが正直なところでした。

しかし、ある意味とても衝撃的な夜でしたw


(Text by Atsushi)